暮らしに関する情報キンボールが面白い

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●キンボールとは何??

キンボール(KIN-BALL)は、1986年にカナダのケベック州で体育教師を していたマリオ・ドゥマースによって考案された屋内球技です。
カナダはもちろんアメリカでも多くの学校や地域で採用され、ベルギー、フランス、ドイツ、 スペインなどヨーロッパや、マレーシア、アルゼンチン、ブラジルなどにも広がり、 3000万人以上の人々が楽しむワールドゲームに発展しました。
キンボールの「キン」は英語の 「キネスシス(kinesthesis)」の略で「運動感覚」という意味です。

●小学校の授業にもキンボール

日本に初めて紹介されたのは1997年10月兵庫県の大学に導入されました。
1998年2月に国際キンボール連盟日本事務局が設立され、 (現在は日本キンボール連盟といいます) 全国各地での講習会を行ったのをきっかけに、小学校の授業でも行われるように なり、
また、各市町村でも地域的な広がりを見せ、いまでは、全国大会や世界大会も 開催されるまでになりました。

●みんなが楽しめるレクレーション

キンボールは年齢に関係なく運動能力も関係なく気軽にだれでもゲームに参加でき 楽しめるとこがいいということです。
最近では、小中学校で部活として取り入れるところでてきました。
また大学のサークルでキンボールを知り、社会人や一般の人たちでチームを 作るところもあるようです。

●チャンピオン部門とフレンドリー部門

競技内容は
チャンピオン部門とフレンドリー部門の二つに分けられています。
1.チャンピオン部門というのは、
サーブ力やレシーブなどの技術が高く本格的なチームで構成されています。
2.フレンドリー部門というのは、
初心者や高齢者、小学生、中学生などの チームで構成されています。

キンボールのボールの大きさと競技時間
使用するボールは直径122cm、重さ1kgの大きなボールを使い、 13〜21m×16〜21mという大きさのコート枠の中で行います。
1ピリオドの競技時間は15分とし、休憩時間3分をはさみ3ピリオド行い、 3ピリオドの総得点で競うという流れになっています。
(※ただし、申し合わせ事項として、参加者の身体条件 や年齢、経験の有無、1チームの登録人数が少ない場合などを考慮し各セットを 自由に設定できる。日本では現状7分または10分1ピリオドの試合を3試合行う場合が 多い)

●シンプルかつ簡単ゲーム

試合は、1チーム4人で3チームがピンク、グレー、ブラックに分けられて、 コート内でサーブやレシーブを行い得点を競うという事です。
開始はサーブ権のあるチームがボールを支えながら、その中の一人うを「オムニキン」 といい、対戦チームの「グレー」とか「ピンク」を指名し手で打ち、 レシーブする指名されたチームが床に落とすとほかの2チームに点数が入るという 流れになります。
ですからシンプルでとっても分かりやすく、だれでもできるゲームです。
そのため小さな子供から、高齢者の方まで幅広くゲームに参加でき、 全国的にいや、世界中に広まっていったのだと思いますね。

●多くの世代が楽しめる生涯スポーツ

このキンボールは、青少年の健全育成につながるだけでなく、協調性、スポーツマン シップを育て、運動能力に関係なく、多くの世代が楽しめる生涯スポーツです。
相互のコミュニケーションを高め、お互いをフォローし合う気持ちも芽生えるという 事で全国の県や市町村でも推奨され、体育指導委員が、学校や地域で講習会や レク指導を行っています。
競技人口もますます増えていっているわけです。