生活に関する情報みずいぼと悩み

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●水いぼとは

水いぼとは伝染性軟属腫ウイルスの接触感染によっておこる皮膚病で、伝染性軟属腫(しゆ)といいます。
小児がかかることの多い水いぼは、時に成人も罹ることがあります。
子供の場合、特にアトピー性皮膚炎の小児ではひっかいて広がり、多発することが多いようです。

水いぼの特徴としては
1.1〜5mmの淡紅色(アワ粒大からエンドウ豆大)
2.真ん中にくぼみのある
3.表面がツヤツヤしている(光沢がある)
4.柔らかいいぼ
があります。また
水いぼをつぶすと白くて小さい粒のような塊があり、この中にウイルスがいます。
それが人に付着することで広がってきます。

夏のプールの時期になると、みずいぼに悩んでいる人が多く、 特にこどもで悩んでいる子は多いのではないでしょうか。 幼稚園や保育園によっては、みずいぼの子供がプールの授業に参加できるかできないかは、 その対応は学校にって違っています。

●感染の考え方によって

プール以外の接触でも子供達同士は感染してしまうという考え方の学校や保育園、 幼稚園の場合はプールに参加できるようですし、
また
プールでの子供達の接触で感染する、 という考え方の学校や保育園、幼稚園の場合はプールの不参加になるようです。

感染に対しての考え方一つでプールへの参加不参加の対応が変わってきます。
実際、水いぼの感染はウイルス感染であり、どこにでもいるウイルスであり どちらも確かに考え方として間違ってはいないのですが、いずれにしても保護者が一番混乱しますね。

しかし学校保健法施行規則が一部改正され、平成11年4月1日より施行されていることに、
@「水イボ」は単に「通常登園停止の措置は必要ないと考えられる伝染病」、
A「原則としてプールを禁止する必要はない」
ということが公に認められました。

●水いぼの除去法

@特殊なピンセットで白い塊をつまんで取り除く。 
A硝酸塩などの薬でとる。
B液体窒素で焼く。
Cヨクイニンの内服。

子供達をプールに参加させてたいと思う大半の保護者は、針やピンセットを使って取り除いたりします。
また皮膚科へいって治療しますが、子供達にとってはその治療が大変痛いようで嫌がる子が多いようです。
治療専門のピンセットもあり、一瞬のうちに簡単に治療ができるといわれていますが、その一瞬がやはり痛いらしく、 子供達のは余計に苦手になっているようです。

ピンセット以外の治療法としては凍結(液体窒素など)させて除去する方法があります。
皮膚科で行われる治療法です。
しかし、この治療法も痛がる子がいて、とても痛がる子や恐怖感の強い子に対しての対処法として、 ペンレスという麻酔剤を塗った透明のシールを貼って、1時間後に水いぼを取り除くという方法もあります。
しかし、麻酔が少々強いことから、1回でと取れる水いぼも数が限られており、 多くできた水いぼの場合は何度も治療しなければいけないことになります。
そうすると子供達にも負担がかかって大変です。
水いぼの数が少ないときに早めに治療を行うことをオススメします。

●水いぼは再発する??

みずいぼは、こどもが感染しているみずいぼは伝染性が強いということは知られていますが、 やはり治療をしてもまた再発することも考えられます。
一度かかると免疫ができて再発しないようですが、その免疫力が弱い方や、 体質によっては再度感染をすることもあります。
みずいぼは何度も出来て困ってしまう方もいらっしゃるようですが。

簡単に自宅でできる皮膚消毒用のイソジンでもとても綺麗に治るという話もあります。
ピンセットで痛い治療を行うよりも子供達にはイソジンを利用してみるのも良いかもしれませんね。