山野草について

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山野草について

日帰り登山やトレッキングが静かなブームを呼んでますが、楽しみ方も
いろいろあると思います。
特に、山野草に関して専門の本が出版されるくらいです。
やはり、自然に触れながら山野草に興味があるのでしょう。

山野草とは


登山やトレッキングをしているとわかると思いますが
山へ行かないと見れない草や花がたくさんありますよね。

以前は山草と呼んでいる時期もありましたが、最近は、山野草と呼びますね。

山野草とは何を指すのでしょうか

山歩き、登山、トレッキングなどをしている人たちでも
実は何をもって「山野草」とするかの明確な定義というのは、
おそらく知らないと思います。

というか、はっきり言って誰もわからないと思います。つまり、
今のところ無いというのが定説であり、一般的なんですね。

人によって解釈がまちまちなのが特徴です。

ただ、一応の判断する基準として

・平地から高山に至る野外に
・自生をするもの
・観賞価値のあるもの
・ある程度耐寒性を持ったもの
・草、低木
というのが目安にはなっています。

しかし、この基準では野生の植物のほとんどが山野草になってしまいそうです。

道端にも山野草と呼べそうなものがありますが、たとえば、
よく皆さんが知っている「タンポポ」は雑草ですね。

その外にも、山野草と呼べそうな草木はありますけど、
雑草は除外されています。

また、高い山に自生しているものについては
「高山植物」として区別がされることが多いようです。
特に誰が決めたことでもなく、なんとなくの基準です。

栽培の歴史は100年くらい

なぜこうなるかというと、日本では山野草の栽培の歴史が
ヨーロッパに比べると、まだ浅いことが影響しているようです。

西洋の影響を大きく受けた園芸植物の派手さとは違い、
日本でいう山野草は自然な姿で小振りで質素な感じが好まれます。

その為、多くは日本庭園や盆栽に使われていて
「儚さ」「わび・さび」という日本の独特な文化や風情や
感覚に合うからだと思います。。

あえて山野草の説明をもっと簡単にするならば、
「元々、山に自生していた草木で、小さく、可愛くて、風情のあるもの」と
言い換えられるかもしれません。

山野草といっても日本では歴史が浅いので
外国のとらえ方と違うところが多いですね。

しかし、どちらがいいのか、それぞれ個人の判断に任せるしかないですね

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