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何種類って決まってない
山野草に関しては、日本においては歴史が浅いということもあり
いろんな面であいまいな部分が多いようですね。
また、外国のように大きな団体が存在していて
いろんな規約や条例等を決めているわけではないですので
戸惑うことやわからないところが多いのが実情ですね。
★あいまいな定義
山野草の種類はその定義があいまいな為に何種類と
決まってはいませんしわかっていません。
分類のやり方として、他の一般の植物同様に「科」でわけます。
しかし、それでも科の種類だけで30以上あります。
さらに、その科に属する植物の総数は(市販の図鑑を参照した場合)
ざっと500種類前後はあるようです。
あと、
「一年草(一年以内に花が咲き種子を残して枯れる)」
「二年草(芽が出てから1年以上で花が咲き、2年以内に種子を残して枯れる)」
「多年草(一度種子を蒔いて育てると何年も枯れない)」
などの形態でも分類できます。
他にも自生している地域、場所によっても分けられます。
(平原、山地、高地、県別など)
★素人が栽培しやすいもの
主な種類を以下に紹介します。
・ラン科 ウチョウラン
山野草特有の小さく可愛い花が咲きます。
・ラン科 エビネ
野生ランの一種。花の色形が豊富。
・キンポウゲ科 オキナグサ
山野草のなかでも人気が高い。
・スミレ科 スミレ
非常に丈夫な種類で初心者向け。
・キンポウゲ科 フクジュソウ
お正月に寄せ植えにした形が有名。
以上は比較的栽培がしやすい初心者向けです。
山野草は定義が不明瞭で種類も何百という世界です。
全種類を覚える必要はないと思います。
鑑賞や栽培をするポイントは、
花の色や形から自分の好きなものを決め、
その種類について
より深く学んでいくというスタイルがよいのではないでしょうか。
日本国内においては、まだ、わからないことが多々あるので
これから愛好家などによって、少しづつ形が作られてくるのじゃないでしょうか。