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山野草を育てる時のポイント
山野草を育てる場合、まず確認しておく必要のあることがいくつかあります。
★ポイント1 草の種類を絞る
・まず育てたい種類を絞る。
山野草は多種に亘ります。選ぶ際の基準は人それぞれですが、大体最初は花の色や形から入ると思います。
・どの程度の期間それは栽培・鑑賞できるのか。
一年草でその時だけ楽しめるのか、それとも多年草でその種類を
極めていくのか。最低限この二点は事前に考えておきましょう。
★ポイント2 日光に当てる
栽培の際には、山野草共通のルールのようなものがあります。
春に芽を出す際は、日光によく当ててあげます。
その後は、半日陰の状態を作ってそこで栽培しますが、
種類によってはその後も日光に当てる必要もでてきます。
山野草は元々が山などで自生している植物です。
栽培のコツは、その状況をどううまく再現してあげるかです。
尚、温度管理はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
★ポイント3 用土の配合
用土は基本配合として、小粒の軽石(又は山砂)が4割、
小粒の鹿沼土を4割、小粒の赤玉土を2割が目安です。
山野草の種類によっては、水はけが良い方が合う場合と、
悪い方が合う場合がありますので、使い分けが必要です。
水やりは植えてある用土の表面が白く乾いてきたら、
用土にたっぷり水を与えてあげます。葉に与えてはいけません。
どんな状況でも水のやりすぎは厳禁です。
山野草に限らず植物の上手な育て方とは、
その種類にあった育て方をいかに徹底してやり、いかに気にかけてあげるかに尽きると思います。
どうでしょうか。
山野草の育て方は、そのポイントをおさえてやれば、特にむづかしいことはないと思います。
ただ、三日坊主になってしまったり、
育てているということを忘れていたりなんてことがないようにしてほしいものですね。